ブログ廻り
2007年06月30日 (土)
中江真司さんまで逝去とは…。なんか最近訃報ばっかだな。
何が嫌かってそういう知らせに対して悲しくなったりすることがない自分の心が嫌です。形だけの追悼とか外面だけの祈りになっちゃう、そういう感覚が。
それでも、そのことに対して「不謹慎」だと思える限りまだ自分は人として終わってはいないんだと思いたいです。
◆ 「スパロボOGsなんか買わないんだからねっ!!」
なんだよ、私買っちゃったよ。ベスト待ちとか志低いよ。
リュウセイ編が思った以上にアニメそのまんまで若干アレな気分(GBA版やってないからまだマシではあるんだけど)になってたり。
それにしても平井理子ってつくづくエロゲ声優的な発声よね(偏見)。
なのはについてはまあ、無印の頃から「見た目は幼女、心は大人」だったんで最早「歳相応」という部分に関しては期待していません少なくとも私は。
何故幼女やらショタやらが前線にいるか、という点においてはロボットアニメの主人公が少年でなければならないのと同様の意味が含まれているということに否を唱えるつもりはありませんが、それだけじゃなくて「子供だからこそ描ける青臭い部分・大人よりも子供のが過ちを正す柔軟性を持っている」ていうのはあるのかもわかりませんねー。大人は良くも悪くも自分の業をどうにもできないですから。
あと、ある意味で真っ向から萌えに対抗しているっていう見方もできるかな。
私は「見た目はどうあれ、心は子供」なキャラに萌えを感じるというか、まあ要するに「不完全であるものに惹かれる」というやつなので、なのはのキャラにこれっぽっちも魅力を感じていないわけですが、そういう意味においては「見た目も内面も大人」ななのはさんやフェイトさんっていうのはそれこそ「肉体的魅力」と「キャラの濃さ」でしか勝負できないわけですよね。こと萌え要素という部分に関しては、という話ですけどね。
そうなるとキャラ以外の部分すなわちシナリオ・演出面で魅せるということしかできないわけで、まあ多分それも個人的には望めないと思います。そのへんは確信といえるくらいはっきりと感じます。
演出に対する基礎というか、例えば噛ませ犬というのはその強さを最初に見せてこそ噛ませ犬足り得るわけだけれども、この作品では噛ませ犬は「噛ませ犬オーラ」を最初から漂わせているからショボい、だからそれを倒したところで主人公は輝けずに三文芝居を見せられている気分になる、そういう部分での「演出の下手さ」というのがどうしても埋められないんですよね。
じゃあなんでなのはを見続けるのかって言えば、やっぱりそこは何かしら期待している部分もあるのかもしれないです。どうコケるか見届ける、という気持ちがあるにしても、それはそれで気になってるってことだし。
◆「無自覚偽善って大っ嫌い」
まあ要するにアレですよね。
自分の意見を「地球の意志」なんていうなものとすりかえるな、って話ですね。
好きだから守る、なら良いけど「地球のために」なんて言うなと。
蜘蛛の巣にかかった蝶を助けるかどうかという命題にどう答えるかっていうような感じ。
漫画「ぼくの地球を守って」にて、そのシチュエーションに置かれたヒロインは、その状況で蝶を助けることは「蜘蛛の餓死」に繋がる可能性を説明されていたにも関わらず、結果的に蝶を助けてました。あれ。蟻地獄に落ちた蟻の話だったかもしらん。まあどっちでもいいや。
「理屈はわかるけれど、目にしちゃったら」という理由で。彼女の場合は「とにかく自分の目に届く範囲で命の危機に瀕しているなら助ける」というような意識で、それはそれでまあ筋は通ってますよね。
蝶を助けないのも一つの選択です。私はそういう立場かな。どちらにも思い入れはないから、あるがままにしようって思うから。
ただ、もしその時に「かわいそうだから助けるべきだ。助けない人は冷血だ」とか主張したとしたら、それは傲慢な考え方ですよね。かわいそうって思うのは勝手だけれど、だからといって助けるのが善であると断定されても困るわけで。
そういう、主観的意見を無自覚に客観的事実のように言い替えてしまうことに対する嫌悪感というのは自分にもあるなあとおもいました。
◆裁判官という仕事
昨今は弁護士がどういった存在かというものについて結構きっちりと説明されてはいると思うわけですが、それでもやっぱり「弁護士って言うのは冤罪になりそうな人を守る」とかそういう「正義の人」っていう認識を幼少の頃から刷り込まれてきた部分はありますよね。
子供にとって「夢のある職業」でありつづけるにはそうでなくてはならないわけですけど、実のところ弁護士の仕事っていうのは正義でもなんでもなくてあくまで「依頼人の利益を最大限にする」っていうビジネスライクなものに過ぎないんですよね。
もちろん「無辜の民を冤罪から守る」という理念を貫くことも不可能ではないけれど、「罪を犯してしまった人」から依頼がされた場合はとにかくどんな手を使ってでも減刑するのが最も基本的な「依頼人の利益」に繋がるわけで。
件の問題についてはアレだ。ドラえもんとかそんな陳腐なシナリオしかでっちあげられない時点で無能なのかな、とかそんなことを思うくらいです。それとも、そういうアプローチをする以外にフォローのしようもないくらい被告の立場が悪いってことなのかな。
まあなんだ、ろくに事件のことも知らんとこんなことを言ってる時点で自分はダメなんだろうな。ただの呟き以上のものになってないです。
何が嫌かってそういう知らせに対して悲しくなったりすることがない自分の心が嫌です。形だけの追悼とか外面だけの祈りになっちゃう、そういう感覚が。
それでも、そのことに対して「不謹慎」だと思える限りまだ自分は人として終わってはいないんだと思いたいです。
◆ 「スパロボOGsなんか買わないんだからねっ!!」
なんだよ、私買っちゃったよ。ベスト待ちとか志低いよ。
リュウセイ編が思った以上にアニメそのまんまで若干アレな気分(GBA版やってないからまだマシではあるんだけど)になってたり。
それにしても平井理子ってつくづくエロゲ声優的な発声よね(偏見)。
なのはについてはまあ、無印の頃から「見た目は幼女、心は大人」だったんで最早「歳相応」という部分に関しては期待していません少なくとも私は。
何故幼女やらショタやらが前線にいるか、という点においてはロボットアニメの主人公が少年でなければならないのと同様の意味が含まれているということに否を唱えるつもりはありませんが、それだけじゃなくて「子供だからこそ描ける青臭い部分・大人よりも子供のが過ちを正す柔軟性を持っている」ていうのはあるのかもわかりませんねー。大人は良くも悪くも自分の業をどうにもできないですから。
あと、ある意味で真っ向から萌えに対抗しているっていう見方もできるかな。
私は「見た目はどうあれ、心は子供」なキャラに萌えを感じるというか、まあ要するに「不完全であるものに惹かれる」というやつなので、なのはのキャラにこれっぽっちも魅力を感じていないわけですが、そういう意味においては「見た目も内面も大人」ななのはさんやフェイトさんっていうのはそれこそ「肉体的魅力」と「キャラの濃さ」でしか勝負できないわけですよね。こと萌え要素という部分に関しては、という話ですけどね。
そうなるとキャラ以外の部分すなわちシナリオ・演出面で魅せるということしかできないわけで、まあ多分それも個人的には望めないと思います。そのへんは確信といえるくらいはっきりと感じます。
演出に対する基礎というか、例えば噛ませ犬というのはその強さを最初に見せてこそ噛ませ犬足り得るわけだけれども、この作品では噛ませ犬は「噛ませ犬オーラ」を最初から漂わせているからショボい、だからそれを倒したところで主人公は輝けずに三文芝居を見せられている気分になる、そういう部分での「演出の下手さ」というのがどうしても埋められないんですよね。
じゃあなんでなのはを見続けるのかって言えば、やっぱりそこは何かしら期待している部分もあるのかもしれないです。どうコケるか見届ける、という気持ちがあるにしても、それはそれで気になってるってことだし。
◆「無自覚偽善って大っ嫌い」
まあ要するにアレですよね。
自分の意見を「地球の意志」なんていうなものとすりかえるな、って話ですね。
好きだから守る、なら良いけど「地球のために」なんて言うなと。
蜘蛛の巣にかかった蝶を助けるかどうかという命題にどう答えるかっていうような感じ。
漫画「ぼくの地球を守って」にて、そのシチュエーションに置かれたヒロインは、その状況で蝶を助けることは「蜘蛛の餓死」に繋がる可能性を説明されていたにも関わらず、結果的に蝶を助けてました。あれ。蟻地獄に落ちた蟻の話だったかもしらん。まあどっちでもいいや。
「理屈はわかるけれど、目にしちゃったら」という理由で。彼女の場合は「とにかく自分の目に届く範囲で命の危機に瀕しているなら助ける」というような意識で、それはそれでまあ筋は通ってますよね。
蝶を助けないのも一つの選択です。私はそういう立場かな。どちらにも思い入れはないから、あるがままにしようって思うから。
ただ、もしその時に「かわいそうだから助けるべきだ。助けない人は冷血だ」とか主張したとしたら、それは傲慢な考え方ですよね。かわいそうって思うのは勝手だけれど、だからといって助けるのが善であると断定されても困るわけで。
そういう、主観的意見を無自覚に客観的事実のように言い替えてしまうことに対する嫌悪感というのは自分にもあるなあとおもいました。
◆裁判官という仕事
昨今は弁護士がどういった存在かというものについて結構きっちりと説明されてはいると思うわけですが、それでもやっぱり「弁護士って言うのは冤罪になりそうな人を守る」とかそういう「正義の人」っていう認識を幼少の頃から刷り込まれてきた部分はありますよね。
子供にとって「夢のある職業」でありつづけるにはそうでなくてはならないわけですけど、実のところ弁護士の仕事っていうのは正義でもなんでもなくてあくまで「依頼人の利益を最大限にする」っていうビジネスライクなものに過ぎないんですよね。
もちろん「無辜の民を冤罪から守る」という理念を貫くことも不可能ではないけれど、「罪を犯してしまった人」から依頼がされた場合はとにかくどんな手を使ってでも減刑するのが最も基本的な「依頼人の利益」に繋がるわけで。
件の問題についてはアレだ。ドラえもんとかそんな陳腐なシナリオしかでっちあげられない時点で無能なのかな、とかそんなことを思うくらいです。それとも、そういうアプローチをする以外にフォローのしようもないくらい被告の立場が悪いってことなのかな。
まあなんだ、ろくに事件のことも知らんとこんなことを言ってる時点で自分はダメなんだろうな。ただの呟き以上のものになってないです。
スポンサーサイト
COMMENT
どもー by まぬけづら
中江さんが亡くなっていたなんて(´・ω・`)
こういうニュースを聞いて残念だなー、とか寂しいなー、とかは思えるんですが「悲しい」は僕もあまり感じないかもしれません。知人ってわけでもありませんし……。
>>スパロボOGs
なるほどなるほど。アニメはあれで結構頑張っていたんですねぇ。
平井理子さんに関しては、ね!(伝わらないであろう色んな意味を込めて)
ね!
で、シナリオ以外でゲームは楽しいですか?w封印のリ・マージョンはどうしたんですk(ry
>>なのは
僕はなのはやフェイトに人としての歪みとかを感じてしまうダメな人なのですが、外見が大人になってもあのままってことは「あれで完成された姿」ということなんでしょうね。
>「子供だからこそ描ける青臭い部分・大人よりも子供のが過ちを正す柔軟性を持っている」
というのは、なのはさんたちがちびっこい時のままならまだ理解は出来たんですが。うーん。
> そうなるとキャラ以外の部分すなわちシナリオ・演出面で魅せるということしかできないわけで、まあ多分それも個人的には望めないと思います。そのへんは確信といえるくらいはっきりと感じます。
普通の作品は監督、シリーズ構成、それともしかしたら脚本家陣で綿密な相談の上に脚本作りをしているかと思うのですが……うーん。
まぁ、なのは作品の短所のようでいて多くの方にとっては長所なんだと思うんですけどね。
こういうニュースを聞いて残念だなー、とか寂しいなー、とかは思えるんですが「悲しい」は僕もあまり感じないかもしれません。知人ってわけでもありませんし……。
>>スパロボOGs
なるほどなるほど。アニメはあれで結構頑張っていたんですねぇ。
平井理子さんに関しては、ね!(伝わらないであろう色んな意味を込めて)
ね!
で、シナリオ以外でゲームは楽しいですか?w
>>なのは
僕はなのはやフェイトに人としての歪みとかを感じてしまうダメな人なのですが、外見が大人になってもあのままってことは「あれで完成された姿」ということなんでしょうね。
>「子供だからこそ描ける青臭い部分・大人よりも子供のが過ちを正す柔軟性を持っている」
というのは、なのはさんたちがちびっこい時のままならまだ理解は出来たんですが。うーん。
> そうなるとキャラ以外の部分すなわちシナリオ・演出面で魅せるということしかできないわけで、まあ多分それも個人的には望めないと思います。そのへんは確信といえるくらいはっきりと感じます。
普通の作品は監督、シリーズ構成、それともしかしたら脚本家陣で綿密な相談の上に脚本作りをしているかと思うのですが……うーん。
まぁ、なのは作品の短所のようでいて多くの方にとっては長所なんだと思うんですけどね。
by むにゅ
>>まぬけづらさん
どもです。
悲しさっていうのはやっぱりその相手に対してどれだけ情緒を揺さぶられたかに依存すると思うんですよね。好きでも嫌いでも楽しいでもウザいでもとにかく、どれだけその相手に対して感情を動かされたかってのが重要。自分は他人に関心がない/否定的な感情を喚起されることから逃避するタイプなんで、そういう風に別れを哀しむとかいうことがないのかもわかりませんね。
>ね!
うん、わからん。
>ゲームとして~
少なくともビジュアルノベル系エロゲやってるよりかは好きなようにやれるから楽しいかな。自分が美少女キャラになったりおっさんになったりできるしね。
>ちびっこいままだったら
あ、ここは年少組とチルドレン関連の話です。言葉足らずでしたね。
なのはさん達はもうそれを許容する立場にいてしまってるというか。逆に言えばなのはさん達主導で相手を取り込むとかそういう流れになったらもう糞展開だと思っていただければ。
>綿密な相談
相談はしているとは思いますけどねー。まあ都築ワンマンな印象(偏見です)ではありますよね。
それが心地良いか受け入れられないか、それだけの話で。
どもです。
悲しさっていうのはやっぱりその相手に対してどれだけ情緒を揺さぶられたかに依存すると思うんですよね。好きでも嫌いでも楽しいでもウザいでもとにかく、どれだけその相手に対して感情を動かされたかってのが重要。自分は他人に関心がない/否定的な感情を喚起されることから逃避するタイプなんで、そういう風に別れを哀しむとかいうことがないのかもわかりませんね。
>ね!
うん、わからん。
>ゲームとして~
少なくともビジュアルノベル系エロゲやってるよりかは好きなようにやれるから楽しいかな。自分が美少女キャラになったりおっさんになったりできるしね。
>ちびっこいままだったら
あ、ここは年少組とチルドレン関連の話です。言葉足らずでしたね。
なのはさん達はもうそれを許容する立場にいてしまってるというか。逆に言えばなのはさん達主導で相手を取り込むとかそういう流れになったらもう糞展開だと思っていただければ。
>綿密な相談
相談はしているとは思いますけどねー。まあ都築ワンマンな印象(偏見です)ではありますよね。
それが心地良いか受け入れられないか、それだけの話で。
むにゅ (01/11)
かれん (01/10)
むにゅ (05/10)
かれん(体調不良) (05/06)
むにゅ (04/28)
ななし (04/27)
むにゅ (04/10)
かれん (04/10)
まぬ (03/30)
you-kei (03/06)