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2007年06月04日 ()
 
 ういっす。妹の結婚式(というほどの規模ではないけど)、ということで実家に帰ってました。
 
 

いきなり親戚がどっと増えて、相手方の人がみんな善良で穏やかな人たちばっかりだったんでなんだかもうほっとしました。こういう雰囲気の中で育ってればもう少し自分も人間好きになってたかも、と思ったり思わなかったり。
 
 珍しく初対面の人ともそれなりに会話もでき、その後に疲労で鬱モードになったりもせずむしろ元気になれたような気すらします。ありがたいことです。

 で、そういうふうに、まるで普通の人みたいなことをしていると、なんかこうアニメとか見る気がなくなってきます。
 どうも、自分は「人と関われないでいる」という状況がアニメを見る原動力になっているわけなんですよね。
 たぶん、今いっぱいアニメを見てるのは、「オタな人たちと喋るときにネタについてけるように」みたいな部分が少なからずあって、もちろん好きで見ているのも確かではあるんだけれど、でもそれは何故かっていうと楽だから、というのが第1条件であって、小難しいギミックとか回りくどい描写で形而上的な主題をしてみせるような――京アニKanonみたいな――ものはやっぱり苦手で、つまりはデフォルメされてわかりやすい、文字通り「子供向け」のメディアであるからなんですよね。頭を使わずに楽しめて、しかも嫌な思いをしないですむから見る、気に入らなければ見切れば良い、そういうお手軽な代物だからこそ自分はそれに魅力を感じ得るわけで。

 だけど、そういった存在であるということはその個性というものに「ブレ」がない、というのもまた確かで、それは長所であるのと同じくらいに短所たりうる、というか、まあ簡単に言えばアニメ見てても人生の経験値は得られないし新しい出会いもないっていうのは厳然とした事実としてそこにあるんですよね。それは閉塞して安定したモラトリアムな世界で、それは怠惰で不精者で臆病な自分にとっては「傷つくこともなく無駄な労力を費やす必要すらない」という魅力として感じられてしまうけれど、それを受け入れてしまうという事は生きていることの放棄と同義であるというのを、今回実感したというかなんというか、ぶっちゃけアニメ見てても全く話題が豊富にならない、というのはなんかこうどうにもきついですよねー。
 F1とか競馬とかパチスロとかスポーツとかファッションとかゴシップとかお笑いとかは趣味として嗜んでいればそれなりに共通の話題として活かしようもあるけれど、やっぱりアニメだの漫画だのゲームだの、っていうのはどこまでいっても子供の話題以上のものではなくて、それは正当な評価だから文句も言えないし、それを自分達は自覚しているからこそ声優が音楽番組に「イタい芸人扱い」で出ることも甘んじて受け入れるしかないし、何かの拍子にアニメの話題なんて出てもそれに反応していいのかどうかを測りかねたりするしかないし、当たり前のようにアニメの話題なんて出られてもむしろ迷惑なくらいでいるわけでもあって。
 オタはオタの間だけでそういう会話ができれば良くって、サザエさんとドラえもんとちびまる子ちゃんとドラゴンボールくらいしか言及できないような相手とアニメの話なんかしたくないのも確かなんですよね。

 んで、最近は誰ともオタ会話もろくすっぽしてないもんだから、総体的にみて「人としてネタがない」状態なのを痛感しちゃいました。
 なんというか、やっぱり人と関わるっていうのは魅力的なことで、それはやっぱりその多様性というか、みんな同じじゃないからこそのものであるわけで、でもそれは当然軋轢を生む元にもなっているから反発とか苦手意識とかをどうしたって感じてしまうし、自分はそれによって生まれる誤解とか価値観のすれ違いとか否定されることとかそういうのが怖くてどうしても人との関わりから逃げてしまいがちなんですけど、今回はそういう「痛みを感じる瞬間」がたまたまなかったから元気でいられたし、鬱にもならなかったという結果でいられて、それはもちろんお互いに深いところまで踏み込まないからこそのことではあるけれど、思えば自分が臆病なのは過去において「踏み込んでもいない時点で既に嫌な思いを受けた」ことに端を発しているのかなあ、とか思ってみたりします。
 それは、誰かが悪いんじゃなくて何を言われても勝手に傷ついてしまう自分の打たれ弱さのせいなんだけれど。

 たぶん、自分はできうることならホントはアニメなんて見たくなくて、でも、アニメより好きになれるものがないから、かろうじて興味が湧くアニメにとびついているだけなんですよね。だから世の真摯なアニヲタの人みたいに一途でもなければ執着もないんだと思います。そういう意味で、自分は自分を「胸を張って私はオタクですよ」と言えないし、オタであるということに後ろめたさを感じてもいるし、その「後ろめたさ」がさらに自分の中で人との壁を作り出す一因になっていることも感じています。

 そういうことを最近は特に感じていて、だからアニメに対して抱いた感情をブログにぶちまけることで「誰かに伝えて、反応してもらいたい」っていう意欲もなくなってきているんですよね。それは多分、自分の持っているヲタ的な資質が薄くなっていて、例えば「ヒナかわいいよヒナ」とかアーツ問題に過敏な反応をしてしまうとか、そういうある意味で「ピュア」な部分を失いつつあるってことなのかもしれないです。みんなが感じる方向性での「キャラ萌え」のかたちに対しての違和感とかが先行しているのもそうだし、アニメキャラをアニメキャラとして割りきって萌えることができないとかそういうことなんだと思います。自分はアニメキャラも人扱い、というかむしろ「人をキャラ扱い」して単純化しないとキャパをオーバーしてしまう、というか、要するに人間というのは情報量が多すぎて、キャラクターとして情報の持つ負荷を減らさないと認識しきれないということだと思います。

 それと同時に、ブログというものの持つ意義というのをこの2年間でやっとこさ把握できた、というのもあって、それはつまり、自分にとってブログというのはまず第1に「誰かに届かないくらいの声の大きさで自己主張をする」為のツールなんだってことです。
 誰に言うともなしにつぶやく、でもそれは独り言ではなくて確実に「誰か」に対しての言葉であって、簡単に言えば結局「誰かかまってよ」っていうことに過ぎないんですよね。でも、それは誰でも良いわけじゃなくて、自分の言及していることに対して反応してくれるような「自分にとって都合が良い構い方をしてくれる人」限定という我が侭な要求に過ぎないくて、だったら相手が「構いたい」って思えるくらいに魅力的なネタふりをすれば良いんだけれど、それくらいの質の良い記事を書くほどに労力を使えるかと言えば、それはめんどくさいからイヤ、という程度の「構ってほしさ」に過ぎないってことになっちゃいます。

 もちろんそれだけじゃなくて、ブログを書くことで、誰かが自分の記事を見てくれて、それに何らかの感銘を受けてくれたりするっていうことはとても嬉しいことで、それはつまり、自分が「誰かに影響を与え得る存在である」ということの証明であって、自分の価値を担保してくれる確かな手応えだという意識もあるわけだけれども、そういう場合でもやっぱり「誰かが反応してくる喜び」だけがあるわけではなくて、「誰も反応してくれない」っていう時も当然あります。
 それは当たり前のことだけれど、反応してもらえないっていうのは寂しいことであるし、それが続けばモチベーションというのはどうしても下がっていってしまうわけで、それを打破するためにはやっぱり「反応せざるをえなくらいに面白い記事」を書くしかないけれど、それをするにはそれなりの「労力」なり「センス」なりが要求されてしまって、いずれにしてもある程度の限界をそこで自覚しなくちゃいけなくなってしまって、結果として、ブログを初めたころに漠然と夢想していた「ブログをやったら何かが変わるんじゃないか」みたいな希望が潰えた、というか、結局のところ自分が何かをしなくては何も変わらないっていう事実に気がついたんですよね。

 んで、「記事を書く事で自分の考えを整理する」という第3の意義というのがあったんだけれど、ここのところそれがさっぱりできてなくて、考えをまとめるために記事を書き始めていたはずなのに書けば書くほど何を書こうとしているのかわからなくなってしまって、次第に考えるのが億劫になって文章をすべて破棄、というスパイラルな状態が続いていたので、結果として「書いてはみたけれど破棄」「とりあえず書いたけど表に出せるくらい論旨が存在していないから保留のまま放置」というものばっかりになってました。

 そんなこんなで、完全に迷走にあったわけですけど、今回実家に戻って良い刺激を受けたおかげなのかなんなのか、とにかく何かしら書く気分になれて、それを書き残しておくことでなんというか、自分が今いる場所というか、自分がどういう生き物なのかを多少なりとも誰かに伝えられるかもわからないという期待も込めつつ、さらにはこれを読むことで何かしら感じるものがあったりする人がいれば儲けものだと思いながら書いているわけなのですが、基本的にはとりあえず何か書きたくなったから書いているってのが正直なとこです。
 
 一応、書き始めたときは「溜まったアニメ見るのめんどくさいんだけどどうしようか」っていう要旨になるはずだったような気がします。
 事実上のアニメブログやめます宣言になりそうでもあったんだけれども、そういう流れにならなかったのはそれでもやっぱりまだアニメに依存しようという気持ちがあるんだと思います。はっきり言っちゃえば、アニメを見ている限り真っ当な社会復帰は無理なんで、できればアニメ全断して生きることに一生懸命になりたいっていう気持ちがあるけれど、そういう覚悟が結局できてないんだなぁ。 
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[2007.06.04(Mon) 20:58] 雑記・アニメその他Trackback(3) | Comments(3)
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言っとくけど、こういう時に優しい言葉なんてかけないんだからねッ!(ツン by 愚兄チャベス
長ええwww
これは途中からアニメブロガー引退宣言なのかなと覚悟しながら読んでました。

俺も就職から逃げてた頃はアニメばっか見て自堕落な生活を送ってる事にうしろめたさもあったし、自分の将来に絶望して死にたくなってたけど、就職して自分の生活基盤を確立してから(実家暮らしだけどw)精神が安定しました。
アニメとかブログとか自分の好きな事にも前より素直に楽しめるようになりました。

だからもうウダウダ言ってないでさっさとハロワ行って来いって事くらいですかね、俺が言える事は。
別にアニメ断ちとかしなくても就職くらい出来ますよ。
アニメ断ちするより先にハロワ行くくらいの心構えを持つべし。
アーエル!

管理人のみ閲覧できます by -

by むにゅ
>>チャベス兄さん
 こんな長い文章をよく読んでいただけました。正気ですか。

 なんていうか、発破かけてもらえるのはありがたいことです。どうもです。がんばります。

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COMMENT

長ええwww
これは途中からアニメブロガー引退宣言なのかなと覚悟しながら読んでました。

俺も就職から逃げてた頃はアニメばっか見て自堕落な生活を送ってる事にうしろめたさもあったし、自分の将来に絶望して死にたくなってたけど、就職して自分の生活基盤を確立してから(実家暮らしだけどw)精神が安定しました。
アニメとかブログとか自分の好きな事にも前より素直に楽しめるようになりました。

だからもうウダウダ言ってないでさっさとハロワ行って来いって事くらいですかね、俺が言える事は。
別にアニメ断ちとかしなくても就職くらい出来ますよ。
アニメ断ちするより先にハロワ行くくらいの心構えを持つべし。
アーエル!
[ 2007.06.04(Mon) 23:44] URL | 愚兄チャベス #LjveDjGg | EDIT |

このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2007.06.05(Tue) 20:48] URL | # | EDIT |

>>チャベス兄さん
 こんな長い文章をよく読んでいただけました。正気ですか。

 なんていうか、発破かけてもらえるのはありがたいことです。どうもです。がんばります。
[ 2007.06.06(Wed) 14:29] URL | むにゅ #mYbggkm6 | EDIT |

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 今更ながら日本というのは本当にオタクに厳しい土地なんだと思った。アニメ・コミックなどのオタク文化発祥の地である日本が厳しいのにも関わらず、世界的な評価はそれ程悪いものでもないだろう。その中でも最大級の評価或いは賛辞と捉えているのが『日本のアニメ絵は現代

「私はブロガーだ」と自称するようになってしばらくたつ。先日そんなような話を書いたらhalogenさんから「私はこの言葉が好きになれないんですよ」という意味のコメントを頂いた。気持ちは良く分かります。私が「ネット」
[ 2007.06.05(Tue) 03:11 ] 利口系無重力blog@北大

 大学に来て結構長くなるが、しばらく前から気づいたこととして普通の学生・教員はアニメや漫画をほとんどみないということがある。 私は小学生くらいのときからアニメを見続けてきて、漫画も読み続けてきた。高校でオタ
[ 2007.06.05(Tue) 01:54 ] 利口系無重力blog@北大
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