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2007年01月06日 ()
あさっての方向。 木曜 25:00 BS‐i 
 第12話 「ここにいること」

あーあーあーなるほどw アレってミスリードだったのね。
やっぱり珠玉の作品ですねー。良い作品なのは間違いない。ただ、尺が…。
J.C.STAFFの1クールものってどうしてこう終盤あわただしいかな? 
「よみ空」「ルイズ」「あさって」まあ、どれもきっちり締めはしてるわけですけど。

以下、ネタばれ含むいろいろをダラダラと。

・願い石。
 別に戻ってこなくて良かったんでわ?
 2人が元に戻っている(と思われる)わけですが。
 ひょっとしたら実際には誰も何も変わってなかったのかもしれない。「天使な小生意気」の悪魔みたいに「精神をちょこっとだけいじって願いをかなえたように思わせてた」だけとか。要は心の持ちようですからねー。
 まあ理屈はどうでもいいわけですが。

・からださん
 ようやく兄離れができたようで何より。
 良かったよ、血の繋がりがないからって恋愛フラグとか立っちゃったらそれ何てえろげ?ですもんね。何もかもぶち壊し。それを全否定できない危うさがあったように感じてた――というかまあ作品に漂うエロさがそれを担保してたわけですけど――というのは、私がこの作品を今一つ信用してなかった証なのかもわかりませんね。
 あと、全編通してからださんがメインヒロインではあるんですけど、心情描写自体は椒子さんのが丁寧というか、伝わる感じ。からださんは尋兄とテツに対しての描写はあるけど、それ以外の――学校での人間関係とか――描写に欠けているから、社交的なのか自閉的なのかが今一つわかんないんですよね。
 まあ仲良しなのが異性であるテツな時点で彼女も不器用なタイプ、というのはわかるんですけど、まあたった1人の兄がアレだしなぁ…。つーか、もっと友達作れ。
 だから、椒子さんという同性のフォロー役ができたことでかなり精神的には解放されるんでしょう。
 いやもうほんとにね、生理とか下着とか、思春期の相談をできる相手がいるっていうのは多分ものっそいこれから大事なんではないかとおもうですよ。たった1人の兄がア(ry

・椒子さん
 尋兄との関係の修復よりも何よりも、一番の収穫は女友達ができたとこですよね~。琴美へのツンデレっぷりは釘宮ヒロインなんかの「様式美ツンデレ」とは一線を画したリアリティ。良い関係になりそう。
 ツンデレさんは「自分よりダメな相手」には世話焼きタイプになるので、からださんみたいな世間知らずが身近にいると逆にしっかりするんですよね。甘える相手がいると依存しちゃいますけど。
 小さいままだったらテツ君をいじめてニヤニヤするんだろうなぁと思ってたけど、元に戻ったからどうなるやら。なんだかんだで透子さんとも仲良くなれそうではあるし、結構友達増えそうです。テツ君は姉が2人になって苦労する、と。うわ、見てみたーい。
  
・尋兄の髪。
 髪切って正解。
 第1話からずっと気になってたんだけど、あのウザ髪って「からださんを正面から見つめることができないこと」の象徴なのですよねー。第8話の回想でからださんを受け入れることを決心しておきながらなんであんなボサボサ頭になっちゃったんだろう?ってずっと違和感があったんですよ。
 この作品のことだから、意味なくそんなことになってるわけはないんで、「がむしゃらに頑張ってきたから見かけを気にする余裕なんてなかった」というような背景があるはず。でも、そんなに忙しい仕事をしているわけではないようだから、単に精神的な余裕がないってことでしょう。
 コレはアレかな。「うっとうしいから髪切れ」って言う人もいないってことだろうなー。髪型は自己表現だからとかそんなレベルじゃなくて、あんな髪してたら社会的に印象悪いのは確かだけど、それを誰も突っ込まないあたり、その人間関係も推して知るべし。身だしなみに気を遣わない=対人関係を重視していないってことにも繋がるし。
 最終話を見た感じだと、尋ってやっぱりそれまでは人付き合いそのものを避けていたふしがあるし、視線を隠す髪型はその「回りとの距離感」を保つためのものだったのかもしれない。
 からださんとの距離がうまく保てなかったのも人との関わりが薄くて経験値が足りなかった、てことなのかな。見返さないとわかんないけど、最終回まで「両の眼で相手を見つめる」ということはほとんどしてなかったはず。この人、一人っ子だったんだろうなぁ。
 というか、尋の成長シークエンスがないから不自然に見えたんですよね。からださんに逃げられた後のヘタレっぷりがね。8話であんなドラマチックに叫んどいて何日常に戻ってんだよと。さっさと捜しに行けよバカと。
 椒子さんに怒鳴られるまで迷ってるあたり「からださんへの想い」を疑わせる余地が残るというかなんというか。その割りにラストでは幼女に営業スマイルで声をかけられるくらいの余裕を持ってるし。なんだかんだで椒子さんから逃げ、からださんから逃げ、というのがずっと鬱積してたのかな。それを椒子さんに怒鳴られ、テツに出し抜かれ、自分の至らなさを知ったと。
 しゃっちょこばって「頼れるお兄ちゃんを務める」のをやめて「ダメ兄ちゃんで良いからどうか妹でいてください」くらいが合ってるんだと気がついたって感じかな。
 まあなんというか。この人の魅力が今一つ伝わらないのがこの作品の唯一の難点かなと。甲斐性はないし、朴念仁だし、言葉は足りないし。まあ、一度に1人の相手としかまともに付き合えないあたり、いつも自分だけを見てて欲しい椒子さんみたいなタイプには向いてるんだろうけど。

・網野徹允
 尋兄の百倍オトナですなーw おっさんの不知火話から一体なにを読み取ったというのか。「細かい事は気にしなくて良いから、信じることが大切」?
 網野くんとしては「佐藤さん=からださん」はもう感覚ではわかってたんでしょう。それこそ「おずおずと後をついて来る距離感」なり仕草なり。卵焼きの味ではピンと来なかったとは思いますけど、尋兄とは違う積み重ねがあるわけだからねー。
 結局のところひっかかってたのは「自分よりでっかくなっちゃった」ことへのショックなんでしょうなw 男のプライドというかなんというか。
 元に戻ってなければうなぎボーン食べて牛乳飲んでー、という姿が思い浮びます。まあラストのセーラー服から見ると、からださんも成長期に入ったっぽいので普通に危機感持ってそうだけどw
 どうでも良いですが、網野でテツっていう響きからアミノテツローと被りますね。

・汐崎琴美
 願い石を盗んだのも椒子の心を開かせたのもテツに行動を決めさせたのもからださんと引き合わせたのも彼女。
 尋以外の全員と絡んでいるあたり、影の(というか事実上の)主役と言っても過言ではないでしょうねー。
 琴美の願いも叶ったようで何より。
 というか、大きい視点で見ると「琴美の願いを叶えるために願い石がからださんと椒子さんの姿を変えた」という言い方もできるんですよね。琴美の願いを叶えるにあたり、差当たって使えそうな椒子さんとからださんとその潜在的な願いを利用した。からださん・椒子さんは巻き込まれただけ、みたいなw
 で、回りまわって琴美の願いが叶ったから2人は元に戻った、という方が辻褄は合うし、あそこまで琴美が絡む意味もわかるんで。その方が「風が吹けば桶屋が儲かる」じゃないけど、そのくらい物事はいろんな要素が絡んで転がっていくんだなーって思える感じがしません? 「おジャ魔女」初期のマジカルステージを彷彿とさせるような回りくどいやり方で良い感じですよね。そこまで計算ずくなのかー、願い石の神様すげーっ、てなもんですよ。
 ひょっとしたら、地味~に人間配置に影響を与えて「奇蹟なしで」願いを叶えてるのかもしれないですね。だから言い伝えも信憑性を失うことなく親しまれてる。まあその辺は結局気の持ちようで、そういう意味では「くじアン」における「くじびき」と同じなんだとおもいます。
 琴美の願いは具体的にはわからずじまいだけど、まあロマンを追い求めて家庭を顧みない父親みたいだし、ろくに帰ってもこなくて寂しかったとかかなー。このあたりの「想像の余地」を残した描写はやっぱり上手いです。彼女の物語も見てみたいですね。
 でもこの人のせいで透子さんの影が薄いのがなんともw  
 あと、なんか山川琴美(←声優さん)と被ります。

・ペンション夫婦
 この2人はアレですね。「大人」の象徴ですよね。「かりそめの家族」みたいな事を本人が言っちゃってて萎えますがw どうも終盤は尺が足らなくて椒子さんにも言葉によるフォローをさせちゃっててそのあたりが若干引っかかってしまうわけなんですけど…言葉じゃなくて、態度で示すのがこの作品の醍醐味だったわけでね。子供にもどってから椒子さんは素直にもの言いすぎw
 閑話休題、旦那さんは「子供の心を持った大人」、子供にとってはプレッシャーにならない親しみやすさを持ちながらもちゃんと大人の余裕を持っているという一種の「理想的な父親」なわけですけど、それが成り立つのはしっかりものの奥さんがいてこそ。役割分担がしっかりしております。
 こういう存在が五百川兄妹にいればふたりの関係がこじれることもなかったのでありましょうな。
 んでも、やっぱり出来すぎなキャラ造型ですねw 包容力と理解力がありすぎて完璧超人だな、とついつい思っちゃいます。こんがらがった糸をほぐすには尺が足らないから強力なNPCに頼っちゃったかなー、という印象。
 
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[2007.01.06(Sat) 10:24] アニメ最終回Trackback(0) | Comments(0)
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